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ほりしんのブログ

お酒が大好きな筋トレ野郎が気ままにブログを更新。映画のレビューをよく書くよ!

読書 『民王』 池井戸潤

こんにちは、最後の夏休みですが、本読んで働いて映画見て働いて本読んで働いての繰り返しですね。5年生暇です。同期も働いてるし。

 

さて、今日は読書感想文です。今日読んだ本は池井戸潤著の『民王』です。

民王

民王

 

 

 池井戸潤さんといえば、2年前に「半沢直樹」シリーズで一躍有名になり、その後も『ルーズヴェルトゲーム』や『ようこそ、我が家へ』もドラマ化するなど人気作家です。

本作も今年の7月からドラマ化されていて、とても話題を呼んでいる作品です。遠藤憲一菅田将暉、六角精児など実力派が多いドラマです。ドラマ化されるってことはある程度期待していいわけですよねってことで買ってみました。(お気付きな方もいらっしゃるでしょうが、私はミーハーでございます。)

 

さて、この本の簡単な内容です。

「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?一気読み間違いなしの政治エンタメ!

池井戸潤さんは企業の中のトラブルや銀行の悪事や汚職などの割と堅い本で好き嫌いが別れるでと思いますが、今回は政治という池井戸潤さんの作品の中では珍しい舞台の本です。そして、総理の父親とその息子の身体と精神が入れ替わるというベタなエンタメの設定というこれまた珍しい作品。

ただ、裏には勧善懲悪という流れは著者のこれまでの作品と似ていますが、徹底的に叩きつぶすという感じではありません。

漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣・・・あれ、どこかで?

この作品は2013年に初版が出ています。内容の中にもある「漢字の読めない政治家」・「酔っ払い大臣」、あれ、どこかで見覚えのある政治家いませんか?

そうです。漢字の読めない政治家といえば、麻生元総理です。「未曾有」を「みぞうゆう」、「踏襲」を「ふしゅう」と読むなどやらかしたことを覚えている方もいるでしょう。池井戸潤さんはまさにこの時にそのままこの事件を作中に取り込みました。まさに現代をアレンジして描いた作品です。そのとき起きたことを臆さずいじる!大胆で新しい笑

段々と面白くなるスロースタートな本

ただ人格が入れ替わるだけの本だったらこれまでどこかで見たような作品です。しかし、これだけでは終わりません。ちゃんと著者の意見というのがはっきりと出ていた作品でした。ただ本来であれば紹介したい台詞ですが、その台詞こそがこの本の命題なんじゃないかなと思います。

総理大臣と就職活動中の息子

また入れ替わったのが総理大臣と就職活動中の息子という設定が個人的にはハマりました。

総理、または社会に出た大人から見る就職活動。就職活動生、または国民から見る政治。

この2つの構造が面白かったです。

就職活動で何を萎縮してんだ?おかしい、無礼だと思うものに文句を言って何が悪い。

政治はガヤを言うことか?おい、マスコミお前らの仕事はスキャンダルを見つけることか? 

 

このおかしな構造とミステリーが合わさったエンタメミステリー、オススメです!

 

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